『月見牛とじ御膳』は、スキレット(小さい鉄製のフライパン)で提供される牛とじ、ご飯、お新香、大根おろし、生卵、味噌汁のセット。
提供時は『牛とじ』に青ネギが乗せられただけの状態。
『月見』の部分になる生卵は別皿での提供。
そのまま卵をといて、具材を卵にくぐらせて食べるのも良いですが、やはり、月見というネーミングのとおり、「牛とじ」に乗っける方がお月見気分が味わえると思います。
白身と黄身を分けるセパレーターが付いてくるので、気軽に黄身を乗っける事も可能。
黄身だけ乗せたら、満月、白身と黄身で月夜に。
吉野家秘伝のたれで煮込んだ牛丼の具に、特製すきやきたれと溶き卵をまわしかけて作られた「牛とじ」は、ふわふわの玉子で包み込まれた牛丼の具は甘じょっぱいたれが染み込んでいて、ご飯が進みます。
また、熱々のスキレットで“たれ”が軽く焦げている部分があり、その焦げの香ばしさが加わると更に食欲をそそる味わいになります。
また、卵黄に絡めて食べるとマイルドなコクが加わり、これまた格別な美味しさに。
『月見牛とじ御膳』は卵が全部で3つ分使用されているので、(ひとつは生玉子)食べ応えもあり満足いくメニュー。
秋限定の風情あるメニューとなります。